部屋の内装で一番面積を占めるのが壁面です。だからこそ使用材料に気を付けなければなりません。H15年7月の建築基準法改正により、クロスや建材等の接着剤に使われるホルムアルデヒドの使用制限や室内換気設備の設置が義務付けられ、ここにきてようやく日本の住宅も環境先進国であるドイツ並み基準に近づいてきました。
しかし、まだまだ一般ユーザーのほとんどは間取りや設備等に対する注文は細々と付けても、こと使用材料に関しては業者まかせの傾向にあります。建売住宅ならまだしも注文で建てるのであれば、もっと使用材料にこだわりを持ってマイホームを建てるべきなのです。特に大手ハウスメーカーの場合は、使用材料が限定されていてほとんど希望が通らない場合がありますので、他メーカーの話も聞いてみる姿勢を持ちたいものです。
■日本古来の建築材料「漆喰・しっくい」
「しっくい」は約1300年前からほとんどの建築物に使用されてきた自然素材です。
吸放湿効果に優れ、空気中の炭酸ガスを吸い続け、100年以上固まり続けながらその美しさに磨きをかけます。
高アルカリ性のためカビが発生しにくいばかりか、ホルムアルデヒドを科学的に吸着・分解し空気中に再度放出されることはありません。昔から布団のダニやカビを防ぐため、押入れの壁にしっくいを使用していたのは、これらの特性を感覚的に知っていた人間の知恵なのです。
■現代版しっくい「カルヌーヴォー」の登場
「カルヌーヴォー」は健康自然素材である「しっくい」をさらに進化させ、カラーも116色と豊富なデザインバリエーションを持たせた21世紀の新しい「しっくい」です。吸湿性は塩ビクロスの4倍、放湿性は12倍あり結露を抑制します。
また、キズがつきにくく表面が落ちません。落書きや手垢の汚れも市販の消しゴムで簡単に消すことができます。現在、一般化してきた珪藻土よりもカラーバリエーションが極めて豊富で、かつ、安価な予算で使用できるメリットがあります。

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